本記事では、NHKラジオ「Enjoy Simple English」のストーリーの理解度チェック・和訳のポイントなどを分かりやすく解説しています。
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Story Info
- Title:Why Do People Die?
- Day:2026/01/15
- Setting:学校で先生の不在をきっかけに、マリーが「なぜ人は死ぬの?」と先生に質問する。
- Main Characters:マリー、藤田先生、ハルト、佐藤先生
- Story:先生の家族の不幸をきっかけに、マリーは「人はなぜ死ぬのか」を考え始める。
藤田先生は「細胞」と「分裂の回数に限界があること」から、老化と死を説明する。
最後にDNAが子どもへ受け継がれる話を聞き、マリーは「命は贈り物」と受け止める。
Story Understanding Quiz(7問)
内容理解のため、英語の3択問題に答えてみましょう。(▼Answerに回答あり)
Q1. Why didn’t Ms. Sato come to school?
1) She moved to another city.
2) She had bad news because her mother died.
3) She was taking a long vacation.
Answer
Correct:2
Meaning of the question(JP):「佐藤先生はなぜ学校に来なかったの?」
Meaning of the correct choice(JP):「お母さんが亡くなって、つらい知らせがあったから」
Why:藤田先生が「Her mother died last night.」と言っているため。
Q2. What question did Marie ask Mr. Fujita?
1) Why do people die?
2) Why do people get angry?
3) Why do people go to school?
Answer
Correct:1
Meaning of the question(JP):「マリーは藤田先生に何を質問した?」
Meaning of the correct choice(JP):「なぜ人は死ぬの?」
Why:マリーのせりふで「Why do people die?」と明確に言っている。
Q3. What are all living things made of?
1) Cells
2) Stones
3) Plastic
Answer
Correct:1
Meaning of the question(JP):「生き物は何でできている?」
Meaning of the correct choice(JP):「細胞」
Why:マリーが「Every living thing is made of cells.」と説明している。
Q4. Why do people grow, according to Mr. Fujita?
1) Cells break into two and new cells are made.
2) The heart becomes bigger every day.
3) People drink a special medicine.
Answer
Correct:1
Meaning of the question(JP):「藤田先生によると、人はなぜ成長する?」
Meaning of the correct choice(JP):「細胞が2つに分かれて新しい細胞が作られるから」
Why:「One skin cell breaks into two skin cells. That’s how you grow.」の説明が根拠。
Q5. What problem happens when cells can’t make new cells anymore?
1) Cells can’t do their job well.
2) People become able to fly.
3) The body becomes younger.
Answer
Correct:1
Meaning of the question(JP):「細胞がもう新しい細胞を作れなくなると、どうなる?」
Meaning of the correct choice(JP):「細胞が自分の役割をうまくできなくなる」
Why:藤田先生が「They won’t be able to do their job well.」と言っている。
Q6. What example did they use for cells’ “job”?
1) Taking out unnecessary things from the body
2) Painting the skin different colors
3) Making people sleep all day
Answer
Correct:1
Meaning of the question(JP):「細胞の“仕事”の例として何が出てきた?」
Meaning of the correct choice(JP):「体の中の不要なものを外に出すこと」
Why:「if a cell’s job is to take out unnecessary things…」という具体例がある。
Q7. What did Marie learn at the end of the story?
1) Life is a gift, so she should take care of it.
2) People never die if they exercise.
3) DNA disappears when people die.
Answer
Correct:1
Meaning of the question(JP):「最後にマリーは何を学んだ?」
Meaning of the correct choice(JP):「命は贈り物で、大事にしたいと思った」
Why:締めのナレーションで「life is a gift」「take care of this wonderful gift」と言っている。
Vocabulary & Phrase Quiz(10問)
🧩 TOEIC頻出ワード(5問)
Q1. unfortunately
Answer
意味:残念ながら/あいにく
Example:Unfortunately, I can’t join the meeting today.
→ 残念ながら、今日は会議に参加できません。
Q2. limit
Answer
意味:限界、制限
Example:There is a limit to how many times we can try.
→ 何回まで試せるかには限界があります。
Q3. exactly
Answer
意味:正確に、ちょうど
Example:That’s exactly what I wanted to say.
→ それがまさに私が言いたかったことです。
Q4. half
Answer
意味:半分
Example:Half of the students finished the test early.
→ 生徒の半分が早めにテストを終えました。
Q5. gift
Answer
意味:贈り物(※比喩で「授かったもの」)
Example:Your kindness is a gift to everyone around you.
→ あなたの優しさは、周りの人にとっての贈り物です。
🗣️ ネイティブっぽいフレーズ(5問)
Q6. feel sorry for (someone)
Answer
意味:(人)を気の毒に思う/かわいそうに思う
Example:I feel sorry for her. She must be having a hard time.
→ 彼女が気の毒です。大変な時期なんだと思います。
Q7. miss (someone)
Answer
意味:(人)に会いたい/恋しい
Example:I miss my grandparents when I’m busy.
→ 忙しいときほど、祖父母が恋しくなります。
Q8. with a smile on our faces
Answer
意味:笑顔で(直訳:顔に笑顔をのせて)
Example:Let’s face the challenge with a smile on our faces.
→ 笑顔でその課題に向き合おう。
Q9. be made of
Answer
意味:〜でできている(材料・中身)
Example:This desk is made of wood.
→ この机は木でできています。
Q10. keep living
Answer
意味:生き続ける/(形を変えて)残り続ける
Example:Her words will keep living in our hearts.
→ 彼女の言葉は私たちの心の中で生き続けます。
Section Summaries(英語+和訳)&難しい文の和訳
Section 1
Summary(EN):Ms. Sato doesn’t come to school, and Mr. Fujita tells the class that her mother died. Haruto shares that he misses his great-grandfather. Hearing this, Marie starts thinking and decides to ask Mr. Fujita a big question: why people die.
要約(JP):この場面では、いつもの担任の佐藤先生が学校に来ていないことから話が始まります。代わりに授業をする藤田先生が、佐藤先生のお母さんが昨夜亡くなったことを伝え、クラスの空気が少し重くなります。ハルトは自分の曾祖父を思い出し、「去年亡くなって、今も会いたい(恋しい)」と正直な気持ちを口にします。藤田先生は「人が亡くなるのは悲しいけれど、私たちもいつか必ず死ぬ」と、現実をやさしく受け止める言い方をします。そして「だからこそ、毎日を笑顔で生きよう」というメッセージを添えます。マリーはその会話を聞いて、頭の中に「でも、そもそも…なぜ人は死ぬの?」という疑問が強く残ります。休み時間に藤田先生のところへ行き、思い切って質問するところで、次の説明につながっていきます。
Tricky sentence:I was listening to their conversation and a question came to my mind.
和訳:私は2人の会話を聞いていて、ある疑問が頭に浮かびました。
Section 2
Summary(EN):Mr. Fujita explains that all living things are made of cells, and cells keep dividing to help us grow. However, cells can’t divide forever. When cells can’t make new cells, they can’t do their jobs well, and the body becomes unhealthy, leading to sickness and death.
要約(JP):ここでは藤田先生が「死」を、こわい話ではなく“体のしくみ”として説明していきます。まず大前提として、生きているものはみんな「細胞(cells)」でできている、とマリーに確認します。マリーは授業で習ったことを思い出し、皮ふも小さな細胞がたくさん集まったものだと理解しています。藤田先生は、私たちが成長できるのは細胞が「2つに分かれる(break into two)」ことで数が増え、体の中で新しい細胞が作られ続けるからだ、と話します。ところが、ここが大事で、細胞が2つに分かれる回数には“限界(limit)”があり、ずっと同じように増え続けることはできません。では新しい細胞が作れなくなるとどうなるのか。藤田先生は「細胞は仕事をしている」と考えるとわかりやすい、と言います。例えば不要なものを体の外へ出す役割の細胞が働けなくなると、体の中に“ゴミ”がたまったような状態になり、健康を保てなくなります。その結果、体が弱って病気になり、やがて死につながる――という流れを、マリーがイメージできる言葉で説明してくれます。
Tricky sentence:But unfortunately, there is a limit to how many times cells can break into two.
和訳:でも残念ながら、細胞が2つに分かれられる回数には限界があります。
Section 3
Summary(EN):Mr. Fujita mentions a jellyfish that can keep making new cells, which sounds like living forever. Then he explains DNA: half comes from the mother and half from the father. Even if our bodies die, our DNA continues through children, like a relay race. Marie feels that life is a wonderful gift from her parents and wants to take care of it.
要約(JP):最後の場面では、「もし細胞がずっと新しく作れたら、人は死ななくていいのに」というマリーの素直な発想から話が広がります。藤田先生は、実は“新しい細胞を作り続ける”ような性質を持つクラゲがいる、という話を紹介し、マリーの興味を引きます(ここは科学の豆知識としてワクワクする部分です)。ただし物語のポイントは、「永遠に生きる」よりも、その後のDNAの説明にあります。藤田先生は、細胞の中には体の作り方の“地図”のようなものがあり、それがDNAだと説明します。そして、あなたのDNAの半分はお母さんから、もう半分はお父さんから受け継いでいる、と“ちょうど半分ずつ(exactly one half)”と言い切ります。マリーは「じゃあ私は、母の半分+父の半分?」と驚きつつ納得します。さらに藤田先生は、私たちの体はいつか死ぬけれど、DNAは子ども、孫…と受け継がれて残っていく、とやさしく言います。マリーはそれを「リレー(relay race)」にたとえ、バトンがDNAなんだ!と、自分の言葉で理解をまとめます。最後にマリーは、命を「親からもらったすばらしい贈り物(gift)」として受け止め、だからこそ大切にして生きていきたい、と前向きな決意をします。
Tricky sentence:Our bodies will die, but our DNA will keep living in our children and their children.
和訳:私たちの体は死にますが、DNAは子どもや孫へと受け継がれ、生き続けます。
日本人が聞き取りづらいポイント
- It’s sad when people die, but we will all die someday.:it’s / sad / when が続いてリズムが速くなりやすい。さらに but の後で意味が切り替わるので、前半を聞き取れないと全体がぼやけやすい。
- There is a limit to how many times cells can break into two.:limit to / how many times のかたまりが長く、途中で迷子になりやすい。break into two も「ブレイキントゥー」に近く聞こえることがある。
- relay race:RとLの音が混ざりやすく、さらに race も一瞬で流れる。意味が分からないままだと、たとえ話のオチが取りづらい。
文法ポイント(5つ)
- Today, Ms. Sato, our homeroom teacher, didn’t come to school.
★文法説明★:過去の事実なので didn’t + 動詞(過去の否定)を使います。didn’t come は「来なかった」。会話でもTOEICでも超頻出の形です。 - Every living thing is made of cells.
★文法説明★:be made of は「〜でできている」。材料・中身を言うときの定番表現です。主語が単数扱いでも文全体は現在形で“一般的な事実”を言っています。 - There is a limit to how many times cells can break into two.
★文法説明★:There is は「〜がある」。ポイントは後ろの how many times + S + can … が“回数のかたまり”になっていること。日本語にすると「細胞が2つに分かれる回数には限界がある」=回数の話だと押さえると楽です。 - What happens when cells can’t make new cells anymore?
★文法説明★:What happens は「何が起こるの?」。さらに when + 文 で「〜するとき」。can’t(できない)+ anymore(もうこれ以上)で「もう作れなくなったら」というニュアンスが強まります。 - Exactly one half of your DNA is from your mother, and the other half is from your father.
★文法説明★:主語は one half(半分)なので動詞は is。the other half は「もう半分」。数字・割合の説明はTOEICでもよく出るので、セットで覚えるのがおすすめです。
文化小話:DNAを「リレー」にたとえる発想
命を「ずっと続くもの」と考えると難しいけれど、DNAを“バトン”として受け継ぐリレーにたとえるとイメージしやすいです。
体はいつか終わっても、受け継いだもの(特徴やつながり)が次の世代へ続く、という見方ができます。
ストーリーの最後が前向きに終わるのは、この「受け継がれていく」という考え方があるからです。
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